ジャイロボールには、説明や定義がいくつかあるようですが、ここではひとつの例を紹介します。
ジャイロボールは日本のスポーツ科学者が投球画像を解析して唱え始めた球種です。
回転軸が進行方向と一致し(打者に向かってねじ回しを回すようなボールの回転)、握り方や投げ方で様々な変化をします。
通常の直球はバックスピンがかかるため揚力が発生しますが、ジャイロボールは揚力が少ないため打者近くで急激に変化します。
時速150kmで発射されたジャイロボールは、縫い目の位置によって
終速は131km~142km
落差は101cm~110cm
と大きな差が出ます。
なお、松坂投手のジャイロボールは、打者からは「浮く」ように見えると言われています。そのため松坂投手のジャイロを空振りすると、バットがボールの下を通ることが多くなります。
トレーニングボール メジャーエース(ジャイロ専用) BX76-23