独特のアンダースロー「サブマリン投法」でWBCの優勝にも貢献した渡辺俊介投手は、自主トレーニングでは絶好調なのに、キャンプが始まるとなぜか調子が落ちるという奇妙なスランプに数年悩まされていました。

いろいろと考えた末、スランプの原因はユニホームだと判明しました。


というのも、自主トレ中はいつもジャージで練習していて好調なのですが、キャンプからはユニホームを着て調子がイマイチになってしまうことに気付いたのです。
 

 
自主トレ期間との特に大きな違いは、ユニホームのベルトです。
 
考えてみれば、ベルトをしてするスポーツは野球くらいなものです。(あとはゴルフくらいでしょうか?)
 
とはいえユニホームでベルトをしないと、プレイ中にずり落ちてしまい、野球どころではありません。
 
そこで渡辺投手は「ゴムパン」のユニホームを採用します。ベルトの代わりに、ウエスト部分をゴムで留める特別仕様を発注し、ベルトも締め付け感が少なく柔らかいタイプを開発してもらいました。
 
それ以後、シーズン序盤でも、調子を落とすことなく、苦手としていたドーム球場でも勝てるようになりました。
 
(2008年4月15日九州スポーツ新聞の記事を参考にしました)

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