このコンテンツでは、野球関連の小ネタ集めて紹介します。

かなり雑然としており、ものすごい昔のネタも混ざってますのであしからず。

野村監督「楽天の一番の欠点」

野村監督には「楽天の一番の欠点」と考えていることがあります。
 
それは「厳しさが無いこと」で、門限などもあって無きが如しだったそうです。
 
厳しさが欠けている原因としては、近鉄時代の「いてまえ野球」体質がいまだに楽天に残っているからなのだとか。
 
野村監督は近鉄の「いてまえ野球」を「何の考えも無い、行き当たりばったりの野球」と嫌っています。
 
07年の交流戦からはチームに門限(ナイターは深夜1時、デーゲームは深夜0時)を厳しく義務づけるなどの「管理野球」を導入しています。

松井選手の不動心 トレード候補にあがっても

松井秀喜選手の言葉です。

トレードは、自分ではどうやったってコントロールできない。
 
そんなことを考えてもどうにもならない。時間のムダになるだけだ。
 
そんなことをしている時間があるならコントロールできることに神経を集中したほうがマシ。練習とかバッティングのこととか。
 
だから、トレード候補に挙がっても、別にそれでどうこうすることはないよ。

松井選手は「不動心」という本を書いています。
 
「スポーツ選手が書いた本は売れない」というジンクスなど全く関係なく、07年6月現在で31万部売れています。
 
しかも読者の4割は女性です。スポーツ物の書籍は女性に人気がないというのが通説ですが、、「不動心」は30~40代の女性に支持されています。
 
子育て中の女性が「子供を松井選手のように育てたい」と考えて購入するケースもあるそうです。

西武ライオンズの走塁

西武ライオンズでは、ランナーとして塁に出たときに非常に頭を使うようです。
 
例えば外野フライが上がった場合に、一塁走者として確認しなければならないことだけでも他チームとは比べ物にならないほど多いのです。
 
打球方向、中継に入った内野手の位置、外野手の動き、肩の強さ、送球の良し悪しなどを瞬時に判断して、ひとつでも先の塁を狙うとのこと。
 

東洋大の大場投手 日米大学野球でアメリカのマウンドに対応

07年の日米大学野球で日本は米国遠征で初めて優勝しました。
 
日本は第4戦に5-2で勝ち、通算成績を3勝1敗として2年ぶり15度目の優勝を果たしたのです。
 
その第4戦で先発したのが東洋大の大場投手でした。
 
大場投手は第1戦で3回途中にKOされていましたが、今回はアメリカ特有の粘土質のマウンドに対応していました。
 
大場投手いわく
 
「粘土質のマウンドは躍動感のあるフォームだと崩れる。体重移動を少なめにして軽めに投げた」
 
とのこと。
 
制球が安定し、9三振を奪う好投。第1戦とは別人のような投球を見せました。

熊本工業・打球が詰まっているときの林監督のアドバイス

熊本工業は07年3月、センバツの1回戦で和歌山商業と対戦しました。
 
2-3と1点ビハインド、一死一・二塁の場面で熊工の今村選手に打順が回ってきました。
 
今村選手はそれまでの二打席とも打球を詰まらせていたので、林監督は
 
「前にポイントを置け」
 
とアドバイスしたそうです。
 
その結果、今村選手は右中間を真っ二つに破る逆転の二点適時三塁打を打ったのです。