最近はなにかと話題になっている「体幹」。

ピッチングでも、体幹を意識すると球の性質が良くなるとされています。


東京スポーツ新聞から、関連記事を紹介します。記事中の「田中」とは田中将大投手です。

北京五輪期間中、田中は、プロに入ってから一番の悩みを克服していた。
 
野村監督に何度となく指摘されていた「直球の質」について、ダルビッシュから受けたアドバイスが大いに参考になったという。
 

 
「北京でダルさんから体幹(体の中心)を意識して投げることと、股関節の動かし方を教わったんです。これまで体幹を意識したことなんて一度もなかったので。それを始めてからストレートの質が変わったんです。」
 
練習中、ダルビッシュに下腹部を押さえられ、体を動かしている田中の姿が目撃されていたが、その効果は5回無失点に抑えた8月20日、1次リーグの米国戦でいきなり表れた。
 
「今まで直球を打たれて、変化球で空振りさせたり打ち取っていたのが、あれをきっかけに逆になった。直球が打たれない。空振りもとれるようになった」
 
ダルビッシュのような伸びのある直球に変身したという。
 
(中略)
 
(楽天首脳陣は)
「下腹部への意識や股関節の位置、動き方をしっかり確認できるよう、トレーニングを鏡の前でやらせているが、正確に把握するには下半身は何も着ないほうがいい。
 
トレーニング室でフリチンは恥ずかしいかもしれないが、やるに越したことはない」

体幹の使い方、鍛え方についてはYouTubeに動画が多数挙げられているので参考にしてみてはいかがでしょうか。