中日ドラゴンズの大野雄大投手が、「プロ野球守備・走塁バイブル」でブルペンでの心構えを解説されています。
投球後の対応を意識しておく必要があるようです。
同書の43ページから一部を抜粋して紹介します。
投手も投げ終えれば内野手の一人 状況を頭に入れて投球後の守備を意識
大野投手は「ブルペン時から守備の意識を」として、このように解説されています。
ブルペン投球を大事にしてください。
投手も投げ終えれば内野手の一人です。リリースし終えた後、打球が向かってくる可能性は大いにあります。
ブルペンで投げているときから、フィニッシュではバッターに正対してください。
プロ野球選手も毎日、ゴロを捕る練習をします。プロでも基本の確認は怠りません。捕ったらステップを大事にしてください。
バランスを崩したまま上体だけで投げるのは悪送球の原因になります。
キャッチボールの応用だと思って、きっちりステップして投げてください。
投球前にも準備しておくことがあります。
加えて、投球前にも注意点があります。
一試合で、ランナーなしの場面で何球投げられるでしょうか。ランナーがある場面も多いですよね。
アウトカウントやランナーを想定してブルペン投球する必要があります。
基本を徹底してこそレベルアップが可能となるのです。
近道はありません。皆さん、頑張って練習してください。