このコンテンツでは、チェンジアップとシャドーピッチングについて紹介します。

東京スポーツ新聞の記事を参考にしています。
 
お時間があったら関連動画もご覧ください。




松坂投手 複数のチェンジアップで右打者に対応

ひとくちに「チェンジアップ」と言っても、トップレベルの投手になると数種類のチェンジアップを投げ分けるそうです。
 
東京スポーツ新聞に、松坂投手とペドロ・マルチネス投手の記事がありました。
 

 
以下に紹介します。

松坂のチェンジアップはシュート気味に左打者の外側に逃げる球筋が特徴。
 
しかし右打者に投げる場合、外から中に入ってくるこの軌道では甘いボールになるリスクがあった。
 
そのため
 
「昨年はチェンジアップを右打者に打たれることが多かったので、あまり使いたくない球だったんですけど。使わないんじゃなく、使える球にしたい」
 
と、右打者にも有効な軌道に修正した別のバリエーションの開発に挑戦している。
 
右打者の外角に逃げていく軌道、あるいは真っすぐ落ちるチェンジアップをイメージしているという。
 
レ軍のかつての大エースで現メッツのペドロ・マルティネスは絶対的な決め球のサークル・チェンジを含む4種類のチェンジアップを自在に操り”マスター”と称される。
 
西武時代から「一番尊敬する投手」と公言していた松坂が目指すのも、もちろんペドロ流。
 
「僕の中ではこっちは右、こっちは左と決めて投げ分けてます」と、まずはマスターへの第1ステップとして2種類のチェンジアップを完璧に使いこなすつもりだ。
 
将来的には3種類、4種類とバリエーションを増やしていくのが理想のスタイル。
 
そのときにはレ軍のエースの座に君臨しているはずだ。

松坂投手といえばスライダーの印象が強いですが、チェンジアップにも磨きをかければ松坂投手の投球にさらに凄味が加わりそうです。

菊池雄星投手のシャドーピッチング 工藤公康投手のアドバイス

西武ライオンズの菊池雄星投手は入団当初、一日300回のシャドーピッチングをノルマにしていました。
 
この特訓は菊池投手が「師匠」と仰ぐ工藤公康投手のアドバイスから始められました。
 
東京スポーツ新聞の記事を紹介します。

「今日はテークバックに注意して投げました。(新フォーム)2日目にしてはいい感じでボールがいっていた」と(菊池雄星投手)本人も納得の様子だった。フォーム改善の裏には、やはり”師匠”の助言があった。
 
「工藤さんに体で覚えるのには3000回必要と言われて、シャドー(ピッチング)をやっています」(雄星)。
 
一日のノルマを300回に設定し、早速11日の夜から部屋で取りかかっている。
 

平成22年3月13日の東京スポーツ新聞の記事を引用しました。