ソフトバンクホークスの新垣投手は07年7/17の日本ハム戦で不名誉な記録を作ってしまいました。

この試合で新垣投手は2個の暴投を記録し、日本プロ野球の暴投ワースト記録を作ってしまったのです。


4回の最初の暴投はシーズン21個目で、この時点ですでに日本記録になり、7回の二回目の暴投で22個目となり、さらに日本記録を更新してしまいました。
 

 
ブルペンでの新垣選手は文句のつけようがないのですが、試合でピンチの場面や、力が入る状況では暴投になることが多いようです。
 
精神的なものなので解決は容易ではなく、ゴルフでいう「イップス」状態になっています。
 
いわば「暴投イップス」と言えるでしょうか。
 
暴投について当初新垣投手は「持ち味ですから」と笑って済ませていましたが、ここまでくるとさすがにそうはいかないようです。
 
暴投を恐れるあまりどうしても直球とカットボールが増え、ここ一番決め球のスライダーが暴投になってまた自信喪失、という悪循環に陥っています。
 
この試合でも自らの暴投が失点を招き、チームが敗北したとあって「やりたくてやってるわけじゃないですから。何とも言えません」と言葉少なに語っています。
 
何らかのきっかけをつかんで早く立ち直ってほしいものです。