現在テレビで中日対日本ハムの日本シリーズが中継されています。
(07 10/27土)
 
野村克也楽天監督が解説の中で「キャッチャーをしていて、非常に配球が難しかったケース」という話をされていました。

それは
 
「バッターの空振りが変化球にタイミングが全く合っていなかった後の配球」
 
です。
 
長年キャッチャーをされた野村監督でも、このケースの次の配球は非常に悩まれたようです。その理由の詳しい話はありませんでした・・・。
 
お、試合が終わりました。
 
ダルビッシュ投手が素晴らしい投球を見せて日本ハムが勝利。中日リベンジなるか?

伊勢孝夫さんの城島捕手評

メジャーから阪神に入団した城島捕手は、人気球団に入ったこともあり、そのリードが注目されています。
 
城島選手のプレーに対しては賛否両論ある中で、2010年4月21日付の東京スポーツ新聞に、伊勢孝夫さんの城島捕手への評価が掲載されていました。
 
それによると、伊勢さんの評価はあまり高くないようです。
 
記事を以下に引用させて頂きます。

近鉄のコーチ時代に何度も対戦したこともあって、メジャー帰りの城島のリードに注目してきたが、基本的には何も変わっていない。相変わらず「自分が中心」という印象だ。
 
捕手というものは本来、裏方だが、城島は完全な目立ちたがり屋。刺せもしないのに一塁にけん制とかするのもそう。配球も自分の考え中心でやっているように見える。
 
昨年までの正捕手・矢野とは対照的だ。
 
たとえば試合中、サインを出して投手が2度、3度と首を振ったら、捕手がタイムをかけてマウンドに行くことがある。
 
こういう時、矢野は「何を投げたいんだ?」と投手に聞いて「だったらそれを思いっきり投げてこい』と背中を叩くタイプ。
 
城島は「打たれたらオレが責任を取るからサイン通り投げろ」と引っ張るタイプだ。
 
投手が信頼して「投げたい」と思うのは矢野のほうだろう。阪神の投手に無記名で投票させたら、矢野が勝つんじゃないか。
 
城島が悪い捕手だと言っているわけではない。打者の足元とか目の動きを観察するところなどは、なかなかできることじゃない。でも投手への思いやりというか、配慮というか・・・。そういうところが足りない。
 
(中略)
 
「投手が城島の構えたところに投げていない」と擁護する意見もあるようだが、これはおかしな話。全部構えたところに投げられたら毎試合、完全試合だ。
 
投手の制球がイマイチだったり、球威がない時こそ捕手の出番。
 
「内角を見せ球にして外で勝負しよう」とか「ボール球をうまく使おう」とか工夫して何とかするのが本当の仕事だ。