東京ヤクルトスワローズの三木肇内野守備コーチが、「プロ野球守備・走塁バイブル」で、守備で大切なことなどを解説されています。
同書の49ページから一部を抜粋して紹介します。
キャッチボールの重要性と捕球のコツ
「守備練習で一番大切なことは?」との問いに、三木コーチは「キャッチボールと芯で捕球する意識」と答えています。
キャッチボールには野球のすべてが詰まっています。
キャッチボールをおろそかにせず、目的を持ってやることが大事です。
全神経を集中して送球、捕球の基本動作をしっかりする。相手への思いやりや気配りも学ぶことができますからね。
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キャッチボールの練習にも工夫を加えてみましょう。
毎日同じように行うのではなく、例えば二遊間のように連動するプレーをする相手とキャッチボールをして、あうんの呼吸を身につけるのもいいでしょう。
逆にあまり接点がない人と組むのも、いろいろな人の球筋や強度を知ることができますし、洞察力も身につくいいきっかけになります。
三木コーチは捕球のコツとして挙げているのはこちら。
捕球のコツは、グラブの芯で捕ることを習慣づけること。
いい音が鳴るように意識してみてください。ボールに遊ばれず、ボールを扱えるようになることが大切です。
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そのコツを習得するために効果的なのは、もはや定番と言えそうなこの練習法です。
そのための練習方法は、股割りをして腰を落とし、壁当てをすること。
そのときも芯で捕ることを意識してください。
2人一組で捕り合ったり、フットワークをつけてみたりと応用もできます。
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