「プロ野球守備・走塁バイブル」に、オリックス・バファローズ・安達了一選手の守備練習法の記事がありました。

最も効率のよいやり方や守備で一番意識していることがわかります。
 

 
同書の29ページから一部抜粋して紹介します。(所属チームなどは発行時点のものです)

”壁当て”は効率の良い練習 守備で一番意識していること

安達選手は小学生時代から壁当てで守備練習をしています。
 
壁当ては「一人でもできる効率のいい練習方法」として、次のように解説されています。

野球を始めた小学生のころから、そして、プロに入ってからもずっと壁当てをやっていますね。一人でできるものでこれが一番効率のいい練習だと思います。
 
自分の意思で強弱をつけてできるし、バウンドも変則的にくるので、いい練習になります。
 

ちなみに井端弘和選手も、壁当て練習を勧められています。(下に関連記事があります)
 
安達選手が守備で最も意識しているのはこちら。

内野守備で一番意識していることは流れの中でボールを捕球して投げることです。どれだけ難しい打球を捕っても、しっかり送球できなければアウトにならない。逆もまたそうです。
 
中学、高校生ならまずは確実に一つのアウトを取ることが大事だと思います。

基本の重要性も強調されています。

よくスナップスロー気味に横から投げるのを見ますが、若いころに変なクセがつくと直すのに時間がかかるので、まずは基本に忠実にやることが一番です。
 
正面でキャッチして上からスローすることを心掛けてやりましょう。うまくなるためにはとにかく数をこなすこと。
 
高校時代は毎日練習する時間があるので、野球人生で一番きつい時期だと思います。その中でいかにライバルより数をこなすかが一番ですね。
 

ここで注意点をひとつ。
 
井端弘和選手は「流れるように」はNGとされています。(下の関連記事をご覧ください)
 
このへんは迷うところですが考え方の違いであり、自分で実際に試してみて合う方針を採用してみてはいかがでしょうか。