グローブに関する話題を2つ紹介します。
いうまでもなく、グローブは守備の技術に直接関わる、極めて重要な道具です。
守備力向上のヒントになるので参考にしてみて下さい。
山崎武司選手 小さなグローブで守備練習 越智正典さん
楽天在籍時代の山崎武司選手は、ノックでの守備練習では小さいグローブを使っていたそうです。
小さいグローブを使うと、掌でボールをしっかりつかむ動作が身につくのです。
この件について、東京スポーツのコラム「ネット裏」で越智正典さんが記事にされていました。
一部抜粋して紹介します。
山崎がキャッチボールからノックへ。
見ると掌ほどの小さな練習グローブをはめていた。かつてのシンシナティー・レッズの名二塁手ジョー・モーガンが練習の時に同じような小さなグローブでゴロを捕っていた。
山崎は指名打者が多いのにこうしてボールを掌でしっかりつかもうとしている。
(平成20年8月4日東京スポーツ新聞の記事から引用しました)
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「つかみにくいグラブ」になってしまう理由
「グラブ博士」「グローブインストラクター」として有名な梅原伸宏氏は、グローブの手入れ、使い方、選び方などを全国の学校に指導してきました。
グローブ職人でもある梅原氏によると、グローブは「捕球しにくい型」がついてしまうことがあります。
実際に、野球をしている子供のグローブは「捕球し難い型」になることがとても多いそうです。
「捕球し難い型」がついてしまうのはなぜでしょうか?
それは、捕球の際に使っている指と関係しています。
梅原氏は、捕球で最も大事な指を 親指 薬指 小指の三つとしています。
試しにこの三つの指を意識して使うと、ボールがしっかり握れるのがわかるはずです。
これはしっかり捕球できることを意味しており、次の動作もスムーズに行えます。
言い換えるなら、これらの指が使えていないとグラブの型もそのように定着してしまうのです。