「プロ野球守備・走塁バイブル」に、本多雄一選手の記事がありました。
 
本多選手が内野守備で何を意識しているかがわかります。


 
試合中だけでなく練習中でも意識しておくのがポイントです。
 
同書の26ページから一部抜粋して紹介します。

ボールがバットに当たる瞬間を意識する 普段の練習でも

本多選手が内野守備で意識しているのは「バッターの打撃の瞬間」です。

ボールがバットに当たる瞬間の反応を、それまでよりも素早くすることで守備のレベルは上がると思います。
 
自分もそうでしたが、ここを強く意識することで、守備の際の一歩目の動きが違ってきます。
 
一歩目が動きだす早さが変われば、今まで追いつけなかった打球に追いつくことができる可能性も高まりますし、それまでギリギリ間に合っていた打球に対しての余裕も生まれます。
 

反応を速くするためには、日ごろから意識しておく必要があります。

そのためには練習中、ノックはもちろん、フリー打撃中の打球捕りなどでも常にバットにボールが当たる瞬間を意識して、素早く反応する必要があります。
 
普段の練習中から常に意識しておかないと試合では絶対にできません。
 
反復練習によって技術を高めることは守備がうまくなるための前提ですが、そういった「意識付け」がそれと同じくらい重要です。
 

最後に、本多選手の捕球におけるイメージを紹介します。

捕球に関しては、基本的に体の正面で、どんな打球でもていねいに下から包み込むようなイメージで取ることが大事だと思います。