野球では様々な選手が、いろんなプレーに関する名言を残しています。

このコンテンツでは、ベースボールマガジン社の「プロ野球守備・走塁バイブル」を参考に、走塁・盗塁に関する名言をまとめています。
 

 
いずれも輝かしい実績を残した選手による言葉です。
 
参考にしてみて下さい。
(記事中では敬称略しています)

走塁・盗塁に関する名言集

「打撃、守備、走塁の中で一番高度なプレーは走塁」イチロー・元オリックス、マリナーズ
 
94年の210安打、7年連続首位打者、メジャーでも262安打の新記録、通算3000安打など、もはや紹介するまでもないイチロー選手の言葉です。
 
 
「投手が誰であろうと成功する技術を身につけることだった」広瀬叔功・元南海
 
通算596盗塁、成功率.829を記録した広瀬選手は「クセを盗めなければ走れないでは意味がない」と考え、盗塁の技術向上を常に意識していました。
 
 
「アウトになる、と思ったらヘッドスライディング。だって泥んこだと、アウトになっても拍手がもらえるもん」加藤博一・元大洋
 
そもそも加藤選手は「ヘッドスライディングは硬いグラウンド、かつ体が硬いメジャーリーガーがやっていることで、日本のグラウンド、選手には必要ない」が持論です。あくまでこのヘッスラは「ごまかしたいとき(笑)」のものだそうです。
 
 
「盗塁は投手との一対一の勝負」緒方孝市・元広島
 
95~97年と3年連続盗塁王に輝いた緒方選手は、盗塁において捕手はそれほど意識する存在ではありませんでした。「投手と捕手、2人と勝負すると考えると苦しいじゃないですか。そこまで考えると走りづらくなる」と考え、出塁すれば初球からチャンスをうかがい、タイミングが合えば果敢にスタートを切りました。
 
 
「盗塁は次の塁を奪うんだ、という意欲がすべて」柴田勲・元巨人
 
66年に46盗塁で初の盗塁王、67年には70盗塁を記録するなど、柴田選手はセ・リーグ最多、通算6度の盗塁王に輝いています。
 
 
「僕の仕事は何かって考えるんです。要はヒットでも四球でも塁に出ればいいんですよ。そして走ればいいんです」松井稼頭央・元西武
 
松井選手は「ホームランはいらない」「盗塁にはホームランを打ったくらい価値がある」というスタンスで、96年に50盗塁をマーク。以後97~99年は3年連続盗塁王となりました。