進塁・盗塁の基本 準備や見る・意識するポイント 本西厚博さん

「すぐマネしたい バッティング 守備 ・ 走塁 トッププレイヤーの技術」に、本西厚博さんの走塁・盗塁技術解説記事がありました。
 
次の塁を狙うために気をつけるべきポイント、意識すべき注意点など、走塁・盗塁の基本が解説されています。
 
以下に内容をまとめて紹介します。
 
すぐマネしたい バッティング 守備 ・ 走塁 トッププレイヤーの技術
すぐマネしたい バッティング 守備 ・ 走塁 トッププレイヤーの技術 SEIBIDO MOOK
 
(このコンテンツは「すぐマネしたい バッティング 守備 ・ 走塁 トッププレイヤーの技術」90~91ページを参考にしています)

準備 事前に頭に入れておくこと

走塁に限らず、何事も準備が一番大事です。イチロー選手も、準備することの重要性を再三強調しています。
 
走塁・盗塁を成功させるための準備として、投手のクセを調べるのはもちろん、野手のチェックも欠かしてはいけません。
 
試合前のキャッチホールを見ておいて、どの選手が守備が上手く、どの選手が肩が強いかなどを頭に入れておくのです。
 
試合中にも”準備”があります。
 
塁に出たらまずサインを見て、野手の守備位置を確認します。このときに試合前の情報が活きてきます。
 
例えば外野手の肩の強さが頭に入っていれば「ワンヒットで一塁から三塁を狙える」「本塁を狙うのは難しいかもしれない」といった事前の方針を立てやすくなるのです。
 
一塁ランナーなら、投手の足を見て、牽制に備えましょう。
 
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リード 重心は両足均等に

リードの取り方は、基本的にどの塁でも同じです。
 
相手投手がサインを確認している間に、ある程度ベースを離れておきます。その後セットポジションに入ったらギリギリまでリードをとります。ベースについた状態からいきなりリードをとると余裕がなくなり、速い牽制でアウトのリスクが高まります。
 
リードの姿勢では、重心を両足均等に乗せます。
 
盗塁のサインが出ると右足、出ていない時は帰塁しやすいように左足に重心を乗せる選手がいますが、これでは次の動きが投手にバレてしまいますし、牽制への対応も遅れてしまいます。
 
両足に重心を乗せ、早めに低い体勢をとりましょう。投手がセットに入ったらヒザには手を置かないようにします。

一塁ランナーは投手の足を見る

一塁ランナーに出たら外野手の位置を確認し、ワンヒットで三塁を狙えるかを考えます。
 
上で少し触れたように、リードをとった時には相手投手の足を見るようにします。牽制の際のクセが一番出やすいのが足なのです。
 
右投手の場合は回転して牽制するので、下半身の回転を見ます。左投手の場合、足に加えて首から上も見ておきます。左投手の牽制が苦手な人は、投手の顔のあたりを見ましょう。本塁に投げるのか牽制するのかの判断がしやすくなります。
 
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二塁ランナーはショートの位置に注意

二塁では、牽制はそれほど心配する必要はありません。投手は目の前で半身になっているので、動作の全てを自分の目で確認できるからです。
 
二塁では、投手よりもショートを注意しましょう。セカンドの位置は視界に入っていますが、自分の後ろにいるショートはそうはいきません。一球ごとに帰塁する際に確認しておきます。
 
ワンヒットで本塁を狙うかどうかの判断は三塁コーチに委ねます。三塁ベースの手前からコーチを確認しながら走りましょう。
 
一般的な目安として、自分の左側の打球は進塁、右側の打球はストップします。このときショートのポジションが頭に入っていれば、スタートできるかどうかの判断もスムーズになります。
 
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三塁ランナーは打球の判断が全て

もう一つ進塁すれば得点になるので、三塁ランナーに出ると気持ちが先立つ人も多いですが、まずは落ち着きましょう。リードも少なめでOKです。
 
外野フライは自分で判断します。内野ゴロの場合、投手より右側の打球は進塁、左側の打球はストップ、というのがセオリーですが、あらかじめサインで決まっている場合もあるので、しっかり確認します。
 
内野ゴロのケースはじめ、三塁ランナーでは打球の判断が全てです。バットにボールが当たったらすぐにスタートを切れる準備が必要です。
 
本西さんは現役時代、三塁ランナーではヘルメットを深くかぶっていました。「ヘルメットのひさしより上でボールが消えたらフライ」という判断基準を作り、スタートするかどうかを決めていたのです。


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