西武ライオンズの渡辺直人内野手が「プロ野球守備・走塁バイブル」で、守備において意識していることを解説されています。
同書の34ページから一部を抜粋して紹介します。
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- 週刊ベースボール2018年09/10号キャッチャー特集
- Baseball Clinic2019年08月号 特集:捕手の配球教本
- 週刊ベースボール2020年05/04号 特集:今だから捕手を考える
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渡辺選手が守備で一番意識していること 構えのコツは
渡辺選手は「上下動せず素早く動ける構えは捕球だけでなく確実な送球にもつながる」として、このように解説しています。
一番意識してるいのが、ただ単に飛んできた打球に反応するだけではなく、その場面、打者など、周りのあらゆる状況を事前に頭できちんと整理して、しっかり準備して守るということです。
その中で、僕は、構えは「低過ぎず、高すぎず」。一番動きやすい姿勢は人によって違うと思うけれど、守備は上下運動があってはいけないと思う。
上下運動せずに、なおかつ横にも前にも素早く動ける姿勢というものを、それぞれが探すべきだと思います。
動きに無駄のない捕球は、確実な送球送球にもつながります。
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- 週刊ベースボール2019年07/15号 新世代ショート論
- 週刊ベースボール2020年10/19号 二遊間の謎
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※高評価です!
「最も多いエラー」を防ぐ 捕ってから送球までの心がけ 普段の練習で
捕る動作および捕ってから投げる動作にも心がけていることがあります。
もう一つ大事なのが、捕ったあと。守備というのは、きちんと捕って、良い球を投げて、受ける人がアウトにして初めて完了です。
実は、プロ野球選手のエラーは「送球ミス」が一番多い。
その送球ミスをなくすことを考えると、やはり、上下運動なく無駄な動きのない捕球をすることが、正しい送球にもつながる。
「ボールを怖がらず、積極的に自分の足で捕りに行き、投げたい方向にしっかり足を踏み出して投げる」という、捕球から送球までの一連の動きを常に練習から心がけています。
ただ、僕のモットーは、「投手が『打ち取った』と思った球は確実にアウトにする」こと。
試合になったら、どんな形でもいいから、凡打は絶対にアウトにすることに集中しています。
(「プロ野球守備・走塁バイブル」(Amazon)34ページ)