野村監督の選手指導法は三つの段階に別れています。
 
その三段階とは

「無視 称賛 非難」
 
で、まずは選手を相手にせず無視するところから始まります。
 

 
そして選手に良いところがあれば褒めるようにして、最後は選手に対して「非難」をするのです。
 
ここでの「非難」とは難癖をつけるという意味ではなく、人間教育のためのお説教、ととらえた方が正しいようです。
 
良い仕事をして褒められた後、選手に油断や増長が起きないよう、気持ちを引き締めるための叱責をあえて行うといったところではないでしょうか。