イチロー選手の食事 同じものを食べ続ける理由とは

イチロー選手が「同じこと」をずっと続けるのは、しばしば話題になります。
 
打席で必ず行う、右腕を伸ばしバットを立てるルーティンはあまりにも有名ですが、こうした「同じ動作」は、試合中だけのものではないようです。
 
雑誌「週刊文春」2016年6月30日号に、「イチロー”驚異のルーティン”に学ぶ」という記事がありました。
 
イチロー選手が試合や日常生活で行うルーティンとその理由、道具の扱い方(これもルーティンのひとつと言えます)などが解説されています。
 
ポイントをまとめて紹介します。

「イチローは、翌日のゲーム開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間など、全てのスケジュールを決めています。年間の予定は決まっているので、シーズン開幕から、彼の動きは全て自動的に決まってくるのです」(メジャー担当記者)
 
「イチロー選手は昔から本番の試合よりも、それまでにいかに準備したかということを大事にしています。
 
終始一貫、自分の決めたことをきっちりとこなすことが成果を出すカギであると信じてやり続けたのです」(「イチロー思考などの著者・児玉光雄氏」)

少し前までは、イチロー選手の食事といえばカレー、と広く知られていましたが、現在は変わっているようです。
 

 
同じものを食べ続ける理由は何なのでしょうか。そもそも、「飽きる」ことはないのでしょうか?

「カレーを食べていたのは、マリナーズに在籍していた間です。その後は別の食事に変わり、年単位でずっと同じものを食べ続けています。
 
食パンとうどんだったり、食パンと素麺だったり、いくつかのパターンがあります。
 
同じものを食べ続けるのは、違うものを食べることにより、美味しくなくて気分が下がるとか体調を崩してしまうといった、野球に影響しかねない”不確定要素”を入れたくないからです。
 
もっとも、普通の人なら飽きてしまうものですが、イチローは飽きるスパンが人とは違う。食だけでなく、彼は車の中で聞く音楽は同じ曲を二、三時間聞いていても平気です。」(前出のメジャー担当記者)

「不確定要素を入れたくない」という信念のもと、同じ食事を続けているわけです。
 
これは、ストレスが生まれるのを避けることにもつながっています。

彼のルーティンというのは基本的に、いかにして”ノーストレスな状態”を作り出すかということのために行われています。
 
強いストレスがかかる野球に集中するため、それ以外の生活ではストレスをなくしたいという考え方ですね。

イチロー・インタヴューズ (文春新書)
イチロー・インタヴューズ (文春新書)

ストイックなイメージを持たれがちですが、実際には逆です。食べたくないけど身体にいいものを食べるということなどはしません。
 
遠征先での夜は、決まったステーキハウスやイタリアン、日本食のレストランに行き、好きなものを欲しいだけ食べています。」(「イチロー・インタヴューズ」などの著者・石田雄太氏)

こうしたこだわりを持つイチロー選手の自宅での食生活は、弓子夫人により支えられています。

「ホームでの夜の食事は100%、自宅です。
 
弓子さんは、必要なものをバランスよく、なおかつ質を落とさずにノーストレスな状態で食べてもらうために、様々な工夫を施しています。
 
彼は口に合わないものは食べないので、一流のシェフでもなかなか務まるものではありません」

「遠征先で好きなものだけ食べる」と聞くと、「栄養バランスが崩れて体調を崩すのでは?」と連想してしまいますが、イチロー選手の場合そうした話は聞きません。
 
「好きなものだけ」といっても、コンディションキープのために必要なものを摂取する自覚を持って食事をしているのではないでしょうか。
 
また、弓子夫人の食事もイチロー選手の体調維持に大きく貢献しているのは間違いないでしょう。

Sports Graphic Number 2011年 1/27号 [雑誌]
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 1/27号 [雑誌]

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イチロー選手の道具に対する意識について紹介します。
 


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