一般に高校野球というと「硬式」を指しますが、高校野球には軟式も存在します。

硬式と比べると注目度が低い感は否めませんが、2015年の高校軟式野球選手権大会では新しい記録が生まれました。

 
栃木県の作新学院が、秋田の能代工高を破り、6年ぶり9度目の優勝を果たしたのです。
 

 
これは作新学院が自身の最多優勝記録を塗り替える勝利でした。
 
福田投手は4試合(一回戦から決勝まで)連続で完封を達成しています。これも史上4人目の記録です。
 
作新学院は昨年の大会では初戦で敗退しています。
 
黒川陽介監督によると、選手たちは「昨年の(初戦敗退の)悔しさをぶつけてくれた」そうです。
 
挫折を経験したことで、さらに強く成長できた、ということでしょうか。
 
作新学院では、硬式野球部のグラウンドの隣に軟式野球部専用のグラウンドを完備しています。また黒川監督は選手時代にも優勝を経験しています。