イチロー選手は練習後、芝生の上をスパイクを脱いだ状態で(つまりソックス履きで)ジョギングすることがあります。
このジョギング法はWBCに出場した際、ソフトバンクの川崎選手から助言されました。
こうすると筋肉のほぐれ方が全然違うそうです。
体にハリを感じた時、イチロー選手はこのシューズ無しランニングを行っています。
イチロー選手と松坂投手の練習法
イチロー選手は打撃練習を行う際、腕を伸ばし右腕一本で打つフォームを使います。
しかし、試合では非常に柔軟な打ち方です。つまり、練習と試合では異なるフォームを使っているということです。
松坂投手はキャッチボールでは、投げ終わった右腕を背中の左側まで届くように振ります。これは力みを無くし、リラックスする狙いがあります。
松中選手のダッシュ・小窪哲也選手の筋肉
ソフトバンクの松中選手は08年1月の自主トレーニングから短距離のダッシュも取り入れるようになりました。
これまでは長距離のランニングがメインだったのですが、100mや200mといった短距離走やインターバル走等のダッシュ系をメインにするそうです。
これはハンマー投げの金メダリスト、室伏浩二選手のトレーニングを参考にしています。
長距離を走りすぎると瞬発力が鈍ることがあると言われています。
室伏選手もインターバル走をトレーニングに取り入れて瞬発力を養っているそうです。
野球はどちらかと言えば瞬発力が要求されるスポーツです。松中選手も体のキレを鍛えるためのトレーニングに切り替えたと言えるでしょう。
ちなみに瞬発力といえば、08年に社会人ドラフト三巡目で広島に入団した小窪哲也内野手は非常に素晴らしい筋肉を持っているそうです。
石井トレーナーは
筋肉に柔軟性があり、同時に反発力がある。まるでスプリンターのような瞬発力に富んでいる。こんな筋肉を今まで持っていた選手は佐々岡投手、松井稼頭央選手の二人くらい。
と語っています。