前ページからの続きです。
リード(盗塁)といえば、福本豊氏に話を聞かないわけにはいきません。
福本氏に関しては、当コンテンツ以外にも記事を作っているので関連記事をご覧ください。
福本氏のリード 長さや重心「印をつける」
福本氏は
通算日本記録 1065盗塁
シーズン世界記録 106盗塁
を持つ、世界の盗塁王です。
「リードは簡単」と語る福本氏は、以下のようなポイントを意識していました。
・4歩ほど約3mで、やや狭め
・帰塁の意識が高い
・リードの重心は左右ほぼ均等
・一度リードしたら、その場所(土)を削って印をつける
・スタートと帰塁どちらも素早く動作する練習を重ねた
・腰を落とした低い姿勢を保ち、動作を速くした
・投球かけん制か、投手のクセを盗む 福本氏は研究のため、200人の投手を撮影して記録した
(この件については関連記事をご覧ください)
・(ちなみに)東尾修投手は走りやすかった 左肩やあごの動きに癖があったため また鈴木啓示投手もけん制の際にはわかりやすい癖があった
・福本氏は投手の癖を把握していたため、大きなリードは必要なかった
福本氏の「リード」まとめ
「リード」のまとめとして、福本氏は以下のように語っています。
・自分のリズムでランナーになる
・用意を早くする ある程度自分の距離に出ておいて、「いらっしゃい!」と構える
・「けん制はさせなきゃダメ」
・投手「自分の癖が見抜かれてるのでは?」と考えさせるのは大事 目に見えないプレッシャーをかける
1 リードの幅は四歩ほど。左右対称に構えて、走る時も帰る時も上体は起こさない。
2 自分のリズムに投手を引き込み、いらっしゃいというスタイルでけん制をさせる。
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